いい気分で行こう!

毎日を機嫌よく過ごすためにできること

並木良和さんのワークショップ

さて、いよいよワークショップ当日。

週間天気予報では雨が降ると言われていたのに、雨は降らず。

なんか応援されている気分で出発。

会場に入ると、広い部屋に椅子がたくさん並べられていて、

全部の椅子に番号がありました。

自分の席は会場のほぼ中心で、舞台も見やすい場所でした。

A席でもなかなかいい席!

S席はより舞台に近い部分を占めていました。

チケットと一緒に石を3つもらいました。

このワークショップを主催している会社がクリスタルなどの石も売っているようです。

10時半の開演と共に舞台に現れたのは、その主催者の代表の方。

その方もワークショップをしているそうで、前置き的にこの日の「統合」について話され、石のレクチャーも少々ありまして、漸く並木さんが登場したのが11時ごろ。

スラスラ話される様子はYouTubeと同じ。

 

目覚めるということ

まずは、本にも書かれているように、

今、地球上で多くの人が目覚めるタイミングが来ていて、

そのゲートは来年の春分の日を境にだんだん閉じて行って、来年の秋分の日を境に閉じてしまう。

だからと言って、絶対にみんな目覚めるべきということではなく、まだ目覚めたくない人はそのままでもいい。でも目覚めたいと思う人は、目覚める決断をしてください、と。

並木さんの言う「眠っている」とは、無価値感や屈辱感、劣等感、罪悪感などの地球の低い周波数に埋もれている状態という感じのようです。

この地球の低い周波数を外し、自分の周波数を上げることが目覚めるということなのだそうです。

低い周波数を外すという作業が「統合」と呼ばれる作業です。

これは本で読んでも私のように想像力の乏しい人間にはなかなかイメージできなかったところなんですが、そのやり方が分かったことは、このワークショップに参加して良かったことの一つです。

 

心のモヤモヤの正体を明らかにする

並木さんの統合のやり方は、

まず自分の中のネガティブな感情を見つめるところから始まります。

心の中にはもやもやしてはっきり認識できにくいことも多いのですが、それを明らかにするとでもいいましょうか。

例えば私のここ数ヶ月の悩みの種は、子供達が成長して家を離れていくことに対する寂しさにどう折り合いをつけるかでした。

私は、生まれてきた意味がずっとわかりませんでしたが、子供を持って初めて「この子のために頑張って生きよう」と思えるようになったのです。

だから子供と過ごすことを人生で一番大切にしてきました。その一方で子供はいずれ成長して家を離れていくのだから、子供がいないと何もできない母親にだけはなりたくないとも思ってきました。

ところが、子供が一人家を離れ、またもう一人も離れるとなった時、また私の生きる意味が全て失われてしまう気がしました。もう自分の役目が終わるように感じたのです。

幼い子を連れた家族を見ると、自分にはもうあんな日々は戻らないと思って寂しくなり、しまいには、過ぎ去っていくだけなら記憶は何のためにあるのかと、腹立たしささえ感じました。

この気持ちは何が元になっているのかと考えてみると、執着かなーと。

子供と過ごした楽しかった日々への執着。

それがあるからグダグダして、前に進めない。

心の底では、ポジティブに生きたいと思っているのに。

 

統合の実際

というわけで、私がまず手放したいと思ったのはこの「執着」でした。

で、その統合のやり方ですが、

まず自分がプラチナシルバーに輝く場所に立っているとイメージし、

その中でも自分が「ここ」と思うダイヤモンドの上に立ちます。

次に、頭上にはハイヤーセルフである大いなる宇宙があり、それとつながっているとイメージします。

そして、自分の胸元にある潜在意識の扉をパッカーンと開きます。

次に、自分が手放したい低い周波数の思いを何かの形としてイメージします。

例えば「執着」を海にあるテトラポットの形とか、墓石とか何でもいいそうです。

思いついた形で。

ちなみにこれはいつも同じ形でもいいそうです。私は巨大なおもりにしています。

 

次にその大きさと重さを決めます。

地球3個分で50億トン!とか想像を絶する、とにかく大きく決め、重さと大きさをシメージするために、両手でこれをよっこらしょと抱える動作もします。

次に、クリスタルの巨大なオクタヒドロンをイメージします。

オクタヒドロンとは、2つのピラミッド(四角錐)の底辺を合わせた形=正八面体です。

このクリスタルのオクタヒドロンにさっきイメージしたテトラポットをガチッと入れ込みます。実際に「ガチッ」と声に出して巨大なテトラポットを巨大なオクタヒドロンに入れ固めるよう、手をしっかり上下に動かして固めます。

巨大なテトラポット、巨大なオクタヒドロンで、実際には持てるわけない大きさ&重さですが、それは考えずに、これを持っているとイメージします。

で、その巨大なオクタヒドロンを自分の胸元から前に両手で押し出します。

この時、伸ばした両手を見て、自分との距離が離れたことをしっかり認識します。

そしてこれを両手のバスケットボールのシュートのようにスナップを効かせて、

ポンと前方の彼方にある宇宙空間に向かって入れます。

するとオクタヒドロンは右回転の螺旋を描きながら、宇宙空間に吸い込まれていきます。「シュルシュルシュルシュル」「ズボッ」と実際に言います。

一番の大物はこれで統合されましたが、1回で回収できなかった「執着」が、細胞の隙間にまだまだあって、これらは小さなオクタヒドロンとなってどんどん湧き上がってきますので、これを宇宙空間につながる右回転の螺旋にどんどん送り込みます。

これらは自分の後ろにも、足元にもいっぱいあるかもしれませんので、とにかく拾い上げてどんどん送り込みます。

最後の1個を送り込み、「シュルシュルシュルシュル」「ズボッ」と見送ったら、深呼吸。

今度は目を閉じて、宇宙空間から浄化された金色のエネルギーを受け取ります。

金色のエネルギーがつま先から頭のてっぺんまで満ちていくのをイメージし、

そのまま上昇して頭上にあるハイヤーセルフとつながるのをイメージします。

金色の光で満たされた自分自身がハイヤーセルフと一体化し、呼吸を合わせているイメージでゆっくりと深く呼吸します。

まぶたにも金色の光が満ちているのをイメージしながら目を開けます。

 

今度は地球とのつながりを意識するためのグラウンディングを行います。

女性はおへその上、男性は丹田に両手を重ね、そこに100%のエネルギーを集中させ、地球とのつながりをイメージするだけでいいようです。

 

全てはイメージ

この一連の作業は、全部イメージの世界です。

「本当にこれでいいのかわからない」と迷う人が多いと言いますが、

並木さんは何度も「イメージしたら、そうなってるってことだから」と言っていました。

また「この方法でなければできないということはない」とも言っていました。

多少手順を間違えても問題ないし、自分が編み出した方法でも「これが統合だ」とイメージできればそれでいいということだと私は解釈しています。

 

私の周りの席にいた人や、ランチの時間に話した人は、初めて参加した人が多くて、みんなどこかおっかなびっくりという感じだったのですが、そういう人たちと一緒にこのワークをすることで、すごく元気をもらえた1日でした。

 

統合ワークの最後には、並木さんが「どうしてもこのみんなでやりたい」ということで、全員で地球を金色のエネルギーで包むということをしました。

自分を金色のエネルギーで満たし、それを隣の人とつなげ、そのエネルギーは会場全体を、日本を、地球を包んでいくというイメージでした。

私は、このワークによって自分がずっとやりたかった「人を癒す」ということが、自分にもできると気づくことができました。

 

並木さんのワークが終わったのは午後7時前。

休憩を挟みながらとはいえ、8時間近くもたくさんのことを教えてもらえたので、

勇気を出して行ってみて本当に良かったと思いました。