いい気分で行こう!

毎日を機嫌よく過ごすためにできること

鼻詰まりのこと

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子どものころからとにかくよく風邪をひいていた。

幼稚園は半分以上欠席。

幼稚園時代にはしか、水ぼうそう、おたふくかぜ、風疹の全部に罹ったのもあるけど、1年の殆どの日を鼻水や鼻詰まりの状態で過ごしていた。

母はいつも市販の風邪薬を勧めてくれた。

風邪薬を飲むと鼻水や鼻詰まりはおさまった。でもいつもすっきりしなかった。

 

小学生の時、学校の検診で耳鼻科受診を勧められ一度連れて行ってもらった。鼻にゴム風船みたいなものを付けられ、何度も「がっこう」と言わされ、「がっ」と言ったところで風船から空気を鼻の穴に送られた挙句、どこが悪いのかはっきりせず「アレルギー性鼻炎でしょう」とだけ言われた。だからどうしたらいいのかわからないまま、でも自分はアレルギー性鼻炎なのだなと思っていた。

 大人になっても相変わらず鼻がすっきりせず、40代になる頃には「いびきが大きくなっている」と家族に言われるようになった。

耳鼻科を受診しようにも、耳鼻科探しに手間取り、ぐずぐずと思案しながら、時間だけが過ぎていった。

 

ところが40代後半から更年期障害のせいか、夜間の睡眠時に息苦しさを感じることが多くなった。息が吸いにくい。気にしだすとますます息苦しい気がして、心拍数が上がる。数年前から血圧の薬も飲んでいるから、循環器系に不安もある。家族が不在の夜なんか、このまま不安で過換気にでもなったらと思うと気が気じゃない。

血圧でかかっている先生に相談したら、気管を広げるホクナリンテープを処方してくれたので、その夜テープを胸に貼って寝てみたが、変化なし。

息が吸いにくいということは、やはり鼻ではと思い立ち、ネットで鼻詰まりについて調べたところ、最悪の場合、慢性副鼻腔炎の疑いが濃厚な気がしてやっと耳鼻科へ行くことにした。

まず、鼻の手術をした人のブログを読み、その人が勧めている耳鼻科のホームページを見た。どんな手術で、手術後どうなるのかも調べた。

怖い。

それでなくても息苦しくて辛いのに、手術後は鼻で息ができなくなるなんて、想像しただけで怖い。これは手術に慣れた医師にしてもらうのがよさそうだと、家から通いやすく、手術件数の多いクリニックを探しあてた。しかし、手術件数が多いということは、なんでもかんでも「はい、手術」となりそうで、それはそれで心配になった。

以前、すごく簡単そうに子宮筋腫の手術を勧められ、軽い気持ちで手術して思っていたよりずっと苦しかった経験があって以来、医者の言うことを簡単に信じられなくなっている。更年期の女は面倒くさいのだ。

 

さんざん悩んだ挙句、結局自宅からも職場からも通いやすい老舗耳鼻科クリニックへ行ってみることにした。いびきのこと、鼻詰まりのことを話すと、すぐにCT検査となった。

 

結果、副鼻腔炎ではなかった。よかった。下鼻甲介というところが大きいために鼻が詰まりやすく、これは構造上の問題、つまり生まれつきのものだそうだ。

アレルギーの検査をして、アレルギー性鼻炎があるようなら、その治療をすることで鼻の通りがよくなる可能性もあるとのことで、この日は採血と鼻の吸入をして帰宅。

 

採血から1週間後、耳鼻科へ行くと、やっぱりアレルギー性鼻炎だった。ダニとハウスダストの数値がちょっと高かった。「どうしたいですか?」と医師。手術するか薬で様子を見るかの2択。や、とりあえず薬でしょーやっぱり。ということでしばらく薬で様子を見ることにした。が、この薬がなかなかのお値段。

朝夕1錠ずつを1週間分と鼻に噴霧するやつを2週間分で、薬局で1700円以上も支払い。翌週は2週間分の内服薬で1500円くらい。1か月4000円くらい?

これを何年も払うとなると、手術した方が費用対効果としてはいいということなのだろうか、と悩み中。

でも、薬のおかげで鼻はすっきり。よく眠れるようになった。

いびきについては、まだ家族からコメントをもらっていない。